読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆるふわ日記

ゆるふわだよね。

面白いラジオ

 

あの人ったら、急に頭のネジが外れて、実況のないラジオ競馬が聴きたいとか言い出して、チャンネルはニッケイに合わしてな、それから音量をゼロにしてそんでイヤホン耳に突っ込んでしばらくは目つむって集中してたんやけど、今度はだめだとか負けたとか騒いで、イヤホンの紐思いっきしラジオから抜いて、まあもちろん音量ゼロやからなにも流れなかったんやけど、したら食器棚のとびら?まど?を威勢よく、こう開いてな、なにが気に食わなかったんか、奥の方まで片腕突っ込んで、それから一気に引き抜いたもんやから、もうお皿やコップなんか浴びたみたいなんになって、もう、全部粉々んなってあちゃーってなったんやけど、まあとりあえず血まみれんなってたからそのまま放っぽっとって、でもな、金色のがこう縁のところについとってなんか安かったんやけど高そうに見えるかわいい形したかわいいお皿が割れとって、そんで堪忍袋のおかき、おかきやっけ?おせんべい?がなんたらになって、机の上に置いてあった花瓶を頭の横についとる耳のあたりにずんと叩きつけてやってな、したら花瓶、割れよって、そんでもうはらわたが煮えくりかえってな、こいつのはらわたもえぐって引っ張り出してやろかと思て、ちょうど台所やったから包丁だして、突きつけてやったらな、ひっくり返ってもう陸に上がった魚みたいになって、頬のあたりなんか血まみれになって、片方の目も開かんくなっとって、なんか面白かったから、その目のあたりに包丁、刺したんやけど、したらな、もううわーだとかぐあーだとかそんなこと叫んで、リビングの方に行って、それから玄関の方向かってもうたんやけど、もう真っ赤な血がな、どろどろ流れてきて、お気に入りのな、カーペットにたらしてな、癪やからもう片っぽの目も潰してやろ思て、玄関に先回りして、何本かあるうちの傘んなかからな、ほら、傘って増えるやん、なんか傘持たんで出かけた日に限って雨なんか降るから向こうで買ってな、そんで持って帰ってくるからどんどんたまってな、ほんでその傘んなかからな、いちばん先の細いやつ選んでな、それで、もう片っぽの目ん玉に思っきし刺してん、ほんだらもう目も見えないからな、扉の位置もわからんで壁づたいにうちから逃げようとするんやけど、なんで逃げようとするんかようわからんけどな、ぎゃーぎゃー言いながらまったくもういい年になって恥ずかしくもないんか、赤ん坊みたいに騒ぐから、そんならオムツ変えましょねゆうて、引き倒してズボン脱がしてな、暴れるんやけどこの人もう腕ないからな、切り取ってしもうてな、昔、うちがやで、せやから片腕しかないからどうしようもできずな、そんで、パンツまで脱がしてな、包丁で今度はちんぽこ切り取ってやって、それがさっと切れる思てたんやけど、そうもいかんくて、サツマイモ切る時みたいになんどもこう上下にやってな、そんでやっと切れて、ほんで汚いもんやろ?あれ、せやから口ん中入れてやって、おいしいかおいしいかゆうてもうなんか叫び声も声にならんくて、もうリビングから玄関までほんま血だらけになってもうて、もうイライラしたから、やったろー思て腹んとこに思っきし包丁さしてな、けど一度や死なんくて何度も刺してな、そしたら死んでもうてん、いったいどんな面白いラジオ、聴いとったんやろか。