ゆるふわ日記

ゆるふわだよね。

溶けて

    あまーいコーヒーびしゃびしゃ白いシャツはまっくろ脳内ドミノ倒しで綺麗な貝殻太陽が反射してきらきら泥の中すいすい泳ぐ子猫が森で熊と踊る血だらけで散々浜辺をてくてく歩くなんて風景が瞼の裏に押寄せてぐらぐら君とひとりで風鈴の音が響くりんりん爆音で向日葵の咲く庭に火をつけてちかちか君の瞳に映ってきらきら夜空に浮かぶ星みたいだよさらさらな髪の毛が揺れてふわふわといい匂い風が運んできてくれたんだ丘の上でみた綺麗な景色がちかちか手のひらに浮かんできてしとしと降り出した雨に悲しくなってしくしく泣いてしまってからからと転がる瓶の中のビー玉寂しくて放り投げてばらばらになったガラス街灯の光を浴びてくらくら頭の中ふらふらになって君のことがあまりにも大切になってどきどきと走る鼓動とぐしゃぐしゃになった胸の奥まるでてるてる坊主の頭の中みたいだねざーざーと降り出した雨も止めてくれるかい